■ ID | 223 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | アルキルフェノール類が単細胞緑藻クラミドモナスの遊泳速度に及ぼす影響 |
■ 著者 | 田中仁志
埼玉県環境科学国際センター 金主鉉 埼玉県環境科学国際センター 須藤隆一 埼玉県環境科学国際センター 西村 修 東北大学大学院工学研究科 中村省吾 富山大学理学部 |
■ 出版元 | 日本水処理生物学会 |
■ 出版年 | 2003 |
■ 誌名・巻・号・年 | 日本水処理生物学会第40回大会,平成15年11月20日 |
■ 抄録・要旨 | アルキルフェノール類(APs)の水生生物に対する急性毒性値は、オクタノール・水分配係数(logPow)をパラメーターとして表すことができる。そこで、APsのlogPowは原生動物の運動においても毒性パラメーターになるのかを明らかにするため、クラミドモナスの遊泳速度に対する影響から評価を試みた。その結果、APsはクラミドモナスの遊泳速度を低下させ、その作用はlogPowが大きいほど強く発現した。そして、APsに対するクラミドモナスとオオミジンコの遊泳阻害濃度(EC50)の間には強い相関が見られ、logPowの比較的大きいAPsではクラミドモナスとオオミジンコの遊泳阻害濃度(EC50)はほぼ一致した。以上のことから,クラミドモナスの遊泳速度を用いた簡易なバイオアッセイの可能性が示された。 |
■ キーワード | クラミドモナス、アルキルフェノール、遊泳速度 |
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